月とメロン

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  • サイズ B6判/ページ数 256p
  • 商品コード 9784163702209
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

ヤクザの親分に教わった喧嘩の極意とか、日本人の背広とシャツはなぜ地味なのかの考察など、自由自在な発想で精神を解放する、極上のエッセイ集。

目次

歴史の書き方
強盗の十則
ネクタイとバッジ
投石的人間
歴史の研究
バンドネオン
中庸その他について
首狩り族の唄
目黒三田論
出版社の社史
デズモンドとラモーナと赤ん坊
明治維新と商品
日本で最も好ましくない医者
陰謀理論のこと
スッポン論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryoichi Ito

7
何という読書量!めったに見ない現代人の旧仮名遣い。その割にか軽快な文章も心地よい。「ネクタイとバッジ」が特に面白かった。2023/10/08

きりぱい

5
多くの著作物から人物、その辺の雑学とエッセイなのに濃い。ちょっといい感じのタイトルは、『檸檬』の向こうを張ったとか張ってないとか?内容には特に関係なかったけれど、本当に多方面の本を読んでいて楽しそうというか、脱線話にもまたウンチクが多くて面白い。「ネクタイとバッジ」「投石的人間」「歴史の研究」「バンドネオン」「中庸その他について」「首狩り族の唄」「目黒三田論」が特に面白かった。あ、ほぼ半分だ。三田会ってすごいんだなあ。2013/07/26

春るるる

3
久々に読んだ丸谷氏のエッセイ。相変わらず軽妙洒脱・・・・・だけど、何やら以前に比べてくどい感じも・・・・・。文学論についていけない者の僻みならいっそほっとする。これほどの知識人、よもや年齢を重ねた人に特有のひとくさりではないと思いたい。モリスの「裸のサル」は読んで目からうろこだったけど、マン・ウォッチングとウーマン・ウォッチングなる著作もあったんだなあ。このあたりの記述にはぐいぐい引き込まれて読みました。2009/02/15

きくち

1
丸谷才一はなんでもしってる物知りおじいちゃん。2013/01/13

左近

1
圧倒的な読書量、知的刺激に充ちた人間関係、衰えない好奇心、心の底から憧れる…梅田雲浜の話、幕末の志士がどうやって生活していたのか、とても疑問に思っていたので、へぇ、そんなことやってたのかぁ~と感心。丸谷家の場所が結構わかりやすく書いてあるので、今度行ってみようかな。もちろん、プライヴァシーを侵害しないように、邪魔にならないように、前をそっと通り過ぎるだけですが。2012/06/28

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