内容説明
MASAYA×14人の豪華ゲスト=シネマ究極の饗宴。濃密な応酬の果てに現れる作品の新たな顔。映画批評の新世紀はここから始まる。
目次
人類の創生『硫黄島からの手紙』―×蓮實重彦
お年玉なきお正月映画『ディパーテッド』―×鈴木則文
汚れた足が美しい『マリ・アントワネット』+『大奥』―×鈴木則文+柳下毅一郎
映画はサプリメントじゃない!『叫』+『神童』―×西島秀俊
映画だったら無茶してくれよ『ブラックブック』+『デジャヴ』―×芝山幹郎
心は『ゾディアック』―×阿部和重
原作と映画の間『サイドカーに犬』+『マラノーチェ』―×長嶋有
台詞と感情の絨毯爆撃『ラザロ』―×井土紀州
明快さの飽和『デス・プルーフinグラインドハウス』他三作―×樋口泰人
答えを踏み外す『サッドヴァケイション』―×青山真治
天下一品のくだらなさ『タロットカード殺人事件』+『ロンリーハート』×平山夢明
人生の苦い肯定『ここに幸あり』×松浦寿輝
女装と円熟『夜顔』×金井美恵子
自意識を超えて『人のセックスを笑うな』×金井美恵子+金井久美子
著者等紹介
中原昌也[ナカハラマサヤ]
1970年、東京都生まれ。80年代よりノイズ・ミュージシャンとして活躍し、90年に「暴力温泉芸者」としてデビューした。その後、「Hair Stylistics」として音楽活動を展開。一方、98年に初の小説集『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』を発表。2001年に『あらゆる場所に花束が…』で三島由紀夫賞、06年『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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deerglove
加藤
holybackeye
justdon'taskmewhatitwas
林 一歩