巴里ノート―「今」のパリをみつめつづけて

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163699509
  • NDC分類 293.5
  • Cコード C0095

内容説明

雑誌特派員として20年。パリは今でも熱狂的で、ロジカルで、どことなくよそよそしい…。ガイドブックには載っていない街の魅力、パリのリアルな息吹を、四季折々に伝える。

目次

春(花を求めて森を散策する;山羊のくるカフェ ほか)
夏(ヴァカンス前はイヴェントをはしごして;若きエリートたちのパーティー ほか)
秋(ローマ時代からの食べ物、きのこ・栗・生がき;日本に憧れるフランスの若者たち ほか)
冬(色ガラスで飾られた華やかなお墓!?;あなたはベカス・デ・ボワを食べましたか? ほか)

著者等紹介

村上香住子[ムラカミカスミコ]
二十歳で渡仏し、2年間のパリ滞在の後帰国。1974年よりフランス文学の翻訳家に。85年、雑誌の特派員として再びパリに渡り、ファッションを中心に取材、執筆を始める。94年から2005年までは「フィガロジャポン」のパリ支局長に。パリ滞在の20年間、様々なジャンルの人と交流。フォトグラファー、ロベール・ドワノーやマリオ・テスティーノ、ジェーン・バーキン・ファミリーやパスカル・グレゴリー、モニカ・ベルッチといった女優・俳優、さらにはフランソワーズ・サガンをはじめとしたパリの文壇とも親しく、華麗なる交遊録を持つ。現在は東京を拠点に、短編小説や評論を文芸誌に発表するなど、活躍の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

367
著者の村上香住子さんというのは、この本に出合うまで全く知らなかったのだが、フランス文学の翻訳をする人で、また雑誌の特派員として長くパリにいたらしい。どうやってこんな交友関係を築き上げたのかと思うが、もう驚嘆するような人脈だ。ヤン・アンドレア(マルグリット・デュラスの愛人)と出かけたり、ウンベルト・エーコとも交友し、ボルヘス夫人のマリアさんと一緒にヴァカンスに行ったり。もう枚挙にいとまがない。それが少しも自慢たらしくないところがまたすごい。そして本書は随所からパリの香りが漂うのである。2021/07/05

ayako

2
旅行本ではなく実際に長く暮らした巴里の生活が興味深い。 特派員ということで華やかな世界の人だとは思うけど、そういう人から見た巴里はこんななのか。2016/06/30

夢の終わり

2
誰でも名前を知っているような著名人、俳優等との華やかな交遊は確かにガイドブックには載っていませんw「セレブリティな人たちはこんなことやってるのか~」なんて興味深く読めたのですが、庶民の自分にはこの世界はちょっとついていけませんでした。2015/08/16

Koto

2
うーん、著者がファッション雑誌の特派員という特殊な仕事柄か芸能面の話題が多く疎い私にはなかなか内容が入ってこなかったのが残念。ファッション最先端をゆくパリの「今」を伝えるには効果的なのかしらとも思うけど。2013/08/12

^o^

1
私たちには分からない優雅さで人生を駆け抜けていらっしゃるんだろうなァ~という感じだった。出てくる著名人はあまり知らなかった。私も2週間でもいいからこんな貴族生活してみたい。

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