走れ!ニッポン人―一億三千万総アスリート計画

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163697000
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0095

内容説明

「二軸走法」で日本人の足はもっと速くなる!バルセロナ五輪400メートルファイナリストとして、末續慎吾らを育てた現・日本陸連強化委員長による提言。

目次

第1章 私・高野進はこのように走ってきた(末續の銅メダルにたどり着くまで;明治維新とともに輸入されたスポーツ文化 ほか)
第2章 日本人の生活にふさわしい「二輪走法」とは?(行き詰まることで開けた新たな道;西洋人と日本人の骨盤の違い ほか)
第3章 走ることはコミュニケーションである(速さ追求の中で生じたもう一つの興味;期せずして立ち上がったランニング・コミュニティー ほか)
第4章 高齢化社会を走って、笑って乗り越える(どんな世界記録保持者にも超えられない“壁”;アスリートと老い ほか)

著者等紹介

高野進[タカノススム]
1961年生まれ。静岡県富士宮市出身。東海大体育学部准教授。東海大陸上競技部短距離コーチ。日本陸上競技連盟理事・強化委員長。日本スプリント学会会長。陸上競技400メートル走にてロサンゼルス・ソウル・バルセロナと3回の五輪に出場。92バルセロナ五輪では60年ぶりに陸上短距離で決勝進出という偉業を成し遂げた。91年、30歳のときに出した400メートルの日本記録44秒78は未だに破られていない。現在は大学教員と陸上コーチとして活躍中。大学ではスポーツ科学論などの授業を通じて、学生に走ることの奥深さや素晴らしさを教えている。もう一方では、今までの経験と研究を活かし、独自の走理論とトレーニング方法を確立、愛弟子の末續慎吾らと世界最速を目指している。さらにアスレティクス・ジャパン株式会社を設立、幅広い世代を対象としたランニングの普及と、アスリートの自立支援などを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Mizue

5
400mで決勝を走った高野進さんの自伝+走ることの楽しさが詰まった一冊。高野さんお勧めの、ゆっくり走りながら会話するというランニング・コミュニケーションは、自分もよくやっているので、その良さがよくわかる!体が疲れるとともに、この問題はひとまずいいか、と思えるし、植物や風など、自然から受ける刺激に気をとられて、会話の方向が深刻にならない。お茶もお酒もいいけれど、またねー!と別れる時の充実感では、ランニング・コミュニケーションが一番。こんな感じでやっていけばいいのかな、と自信を与えてくれる一冊でした。2015/11/30

コーヘー@

0
中学生の時に読んだ本。当時は末續慎吾が好記録をマークしてからそれほど月日が離れていなかったこともあり、彼ら師弟コンビに影響されていた。ランニングアカデミーという活動を行っている高野さんに、今でも憧れているし、同じようなことをしたいと考えている自分がいる。2008/10/08

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