内容説明
ちょっぴりビターなこともあったけど、やっぱりスウィートなシックスティーン。アスリートとして進化をつづける浅田真央の2006‐07の一年間。
目次
第1章 オフ・シーズン
第2章 オン・シーズン
第3章 世界選手権・TOKYO
終章 あとがきに代えて
Records 2006‐2007シーズン
著者等紹介
宇都宮直子[ウツノミヤナオコ]
ノンフィクション作家。1991年に『神様がくれた赤ん坊』を刊行して、デビュー。幅広い取材、温かな視線、硬質な文体には定評があり、医療、教育、動物、スポーツなどに関する著書は十数冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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D21 レム
21
図書館本。トリノ五輪の翌年。ステップからのトリプルアクセルに苦闘。素晴らしい出来のノクターンと、構成のむずかしいチャレンジプログラムのチャルダッシュ。コーチはラファエル・アルトゥニアン。お母さんの存在の大きさが圧倒的。できなかった浅田真央を叱責し、泣かせて、そして、次の演技を成功に導く。常に同行しメディアやスポンサーへの対応、体調管理、すごい仕事量だ。そして、子供を高みへ導く接し方へのぶれない確信はどこから来るのか。浅田真央の才能への確信なのか。16歳の浅田真央が生きていたシビアな時間にたじろぐ。2015/10/22
almeida
3
山田コーチから「天使のよう」と評される真央ちゃん。キムヨナの才能をいちはやく見抜いていた真央ちゃん。全日本選手権初優勝、おめでとう。2010/06/12
椿子
3
緊張すると心の中に橋が見える、という表現がとても興味深い。それは結構高くて細いのに落ちない橋。自分をコントロールできないときに橋は見えるという。どれだけの緊張なんだろう。この筆者の宇都宮さんは本当に暖かい視線で文章を書いていて、とても良い。2010/02/28
星空
2
今週はいよいよ女子個人戦。 その前に再読。 苦しんでいる真央ちゃん。 乗り越える強さ。 母娘の絆。 泣けるなぁ…(>_<)2014/02/16
kokorika
2
天才でありながら努力家な浅田選手の姿、お母様のささえなどこころをうたれます。2010/03/23