内容説明
悪口にも作法あり。「負け犬」の著者が贈る格差だらけの現代のためのちょっと黒いマナー本。
目次
おつきあいのマナー(食事のマナー;メールのマナー;受験のマナー;注意のマナーl謝罪のマナー)
季節のマナー(都会のマナー;別れのマナー;贈答のマナー;パーティーのマナー;年賀状のマナー)
関係性のマナー(母と娘の間のマナー;格差マナー;自慢のマナー;勝負のマナー;プライバシーのマナー)
危険なマナー(ハゲのマナー;露出のマナー;年齢のマナー;マナーのマナー)
著者等紹介
酒井順子[サカイジュンコ]
1966年東京生まれ。エッセイスト。高校生の時から雑誌にエッセイを書き始める。立教大学卒業後、広告代理店に3年間勤務し、フリーに。世相を的確にとらえながらもクールでシビアな視点が人気を集める。2004年、「負け犬の遠吠え」で第4回婦人公論文芸賞、第20回講談社エッセイ賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにこ
36
酒井さんの本は初めて読みました。なるほどと思う章と、毒舌だなあと思う章が半々くらい。2014/04/12
takaC
28
うーむ。正論だが、あまり心に響かなかったゾ…2010/07/21
金吾
20
読みやすい分内容が頭に残ってなかったみたいで登録時に再読を知りました。一般論を書いているように感じました。もしくは私自身が黒いのかなとも思いました。2024/09/11
アコ
20
意外にも初酒井さん。その観察眼に圧倒された。不二家謝罪時の社長のチャラメガネなんて覚えちゃいないよー!とかね。たしかにこの世は本音と建前で成り立っている。マナーも然り。見て見ぬふりをすることがたくさんあるけども、現代においては「世の中にはいろいろなひとがいるということ」が根底にあり、それを理解することがまず大切なんだろう。えーおかしい!とおもっても、それも各々の家庭で培ったやり方であって指摘するのは難しい…というむず痒いところを淡々と綴る文章が好き。個人的に『母娘のマナー』がしみる。正月揉めたから。2015/12/30
金吾
18
余り黒くないです。一般的なマナーを書いているように思いました。ただ気付かされたこともあり、軽い感じで読むのにいい本だなあと感じました。自慢のマナーは面白かったです。2020/11/03
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