出版社内容情報
テレビ東京WBSの人気コメンテーターとしても有名な著者が誰もが知りたい疑問に答え、日本経済復活のポイントをやさしく解説する。
誰でもわかる日本経済の問題点を徹底的に分析!
テレビ東京WBSの人気コメンテーターとしても有名な著者が誰もが知りたい疑問に答え、日本経済復活のポイントをやさしく解説する。
内容説明
ゼロから解説。経済がわかればあなたも変わる!ワールドビジネスサテライトの人気コメンテーター、フェルドマン博士による日本経済復活のガイド。
目次
第1章 世界経済と日本
第2章 アベノミクスの評価と今後
第3章 エネルギー政策を考える
第4章 働きやすい労働市場にするために
第5章 少子高齢化社会の煉獄
第6章 地方再生と教育改革の進め方
著者等紹介
フェルドマン,ロバート・アラン[フェルドマン,ロバートアラン] [Feldman,Robert Alan]
1953年、アメリカ・テネシー州生まれ。70年、AFS交換留学生として初来日。76年、イエール大学で経済学、日本研究の学士号を取得。84年、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得。国際通貨基金(IMF)、ソロモンブラザーズを経て、98年モルガン・スタンレー入社(現・モルガン・スタンレーMUFG証券)。現在、同社の日本チーフエコノミスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
36
「経済とは"希少資源の最適な利用の学問"、その目的は"希少性からくる争いを減らし、世界を平和にすること"」。このまえがきから始まるWBSでもおなじみのフェルドマン氏の著作。日本を深く知る米国人だからこその視点での各経済トピックスに対する指摘・考えは参考になります。2016/01/25
akira
24
WBSでおなじみのフェルドマン氏の一冊。非常にわかりやすかった。最近の日本の問題点や改善すべき事柄が簡潔に説明されている。興味深いのはアベノミクスの評価。何ができて何ができていないのか。氏の解説は非常にわかりやすい。少なくとも一つの実験としては走りはじめたというところか。データとして見えてくる部分は興味深い。コメンテーターとして、政府は◎◎をすべきですねとか、日本はここをこうした方がいい、という指摘を番組でも鋭く言われる氏。悲観しそうな状況でこそ、前に進む一歩を。「人はともかく自分はがんばる」2016/01/09
犬こ
20
ワールドビジネスサテライトでお馴染みのコメンテーター。日本経済について様々な視点で講義をしてくれています。特に印象に残ったのは、石油価格が高い方が、国の発展にとっては良い。イノベーションが起きやすく、石器時代からの発達はこういうことの繰り返しらしい。2017/03/11
メタボン
20
☆☆☆★ タイトルから日本経済の最新事情について論じたものと思っていたが、アベノミクスを中心とした経済政策についてが論点だった。社会保障の見直しの必要性を切実に感じた。2017/03/10
Hidetada Harada
16
ちきりんさんのブログで知って読みました。WBSでのコメントと同じく、根拠に基づいた断定口調は読んでいて心地よい。賛否両論はあるでしょうが、社会保障の件は目から鱗でした。ただし、鵜呑みせず、自分なりに消化して今後の行動に移したいです。先日皇居周辺を散歩していたら、フェルドマンさんとすれ違いました。あまりにも突然だったため、何もできず。声かければよかった!無念です。2016/03/24