パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで

パリ砂糖漬けの日々―ル・コルドン・ブルーで学んで

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163693309
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

あたりまえの幸せに充たされる甘い時を求めて、そうだ、パリ、行こう。フランスの“おやつ”に魅せられて―泣き笑いパリ留学記。

目次

午前四時のマドレーヌ
地震の朝のラムレーズン
旅立ちのオクラチップス
部屋探しとピザ
ピンク部屋とピスタチオアイス
爆発ガトー・バスク
契約日のファラフェル
壁塗りシスターズとフォー
引きこもりの友・ケバブ
魔法リンゴタルト〔ほか〕

著者等紹介

多田千香子[タダチカコ]
岡山大学法学部卒業後、朝日新聞記者として12年半勤務。2005年夏、フリー。おやつ新報主宰。京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

31
面白かったです。新聞記者をスパッと辞めてお菓子留学、パリのアパートを買っちゃう、パリでいろんな人と出会いワンダフルな毎日。トラブルもあるけど多田さんの感性豊かな人柄で毎日がとてもわくわくしました。そしてさりげなく美味しそうな料理(そうでもない料理もあったが…(笑))もたくさん登場して楽しかったです。「黙らせサブレ」のキラキラ光るグラニュー糖を想像してうっとり。焼き色が「はにわ色」って表現するところがお気に入りでした。2017/06/20

Megumi Ichikawa

10
朝日新聞記者を辞めてパリへ製菓留学するところから、始まるこの本。[図書館本]本当に、そんなことが、できちゃうんだ! そんなに簡単に「パリに住む」ができちゃうんだ!料理学校の採点のシェフが言った言葉→「悪くないね(パ・マル=Pas mal)」並行して読んでいた「タルト・タタンの夢」に出でくるビストロの名前だ!P143「フランスでは女も食卓も飾らないとね」など、フランスがますます好きになる!2015/04/07

チカチカ

8
新聞記者を辞めて渡仏、ル・コルドン・ブルーで製菓を学ぶために留学していた多田さんのフランス滞在記。高い家賃を払うのは馬鹿馬鹿しいからと、アパートを買うなんてびっくり。実生活はとても大変そうなトラブル続き。小説でフランス短期留学ものを読んだけどこんな異文化交流齟齬は初めて聞きますね~。決めると同時に走り出す多田さんのバイタリティーはすごい。「午前4時のマドレーヌ」は退職前に新聞記者をなさっていた時代の話なんですが、なんだか、一穂ミチさんの新聞社シリーズを垣間見せてもらった感じ(笑) 2014/05/01

ヒマワリ

3
いやー、これは面白かった。筆者のお菓子留学エッセイなのだけど、パリ・サバイバル物語と言ったほうがいいかも。パリの家賃が高いからってアパート買っちゃう思い切りのよさもすごい。以前、わたしもフランスの地方都市に1年暮らして、フランス暮らしの苦労は経験があるけれど、さすがに筆者ほどではなかった。2~3段組みの本のレイアウトはアスパラクラブで連載されていたからだろうか、それとも筆者が元新聞記者だから新聞記事のレイアウトを踏襲したのだろうか。単行本ではあまりないレイアウトだけど、意外に読みやすかった。2012/09/21

あるぱか

2
元新聞記者のパリ滞在記。読みやすい文章でした。ただお菓子の話がたくさん出てくるかと思いきや、海外で暮らすことの理不尽さや難しさの方が多くて、思ってた内容とは違いました。最後の京都の町屋暮らしの方が気になります。2020/11/21

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