輝ける文士たち―文藝春秋写真館

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  • サイズ A4判/ページ数 279p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784163688800
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

内容説明

今東光、谷崎潤一郎、永井荷風、舟橋聖一、池波正太郎、有吉佐和子、山下清、井上靖、林芙美子、幸田文、川口松太郎、佐藤春夫、小林秀雄…総勢270名。舞台は戦後の「文藝春秋」。多くの読者を魅了した文筆のスターたちがカーテンコールに応え勢揃い。文壇の裏表を知り尽した文春の初代カメラマンによる貴重な記録。

目次

おもかげ
年忘れの会
親子兄弟
恋女房
一家団樂
ほろ酔い
講演旅行
有縁奇縁
親しき仲
絵のある風景
文壇野球
文壇ゴルフ
賢し女
裸のつきあい
将棋大会
俳句会
文士さまざま
小さな家族
文士劇
小説を創る部屋
取材紀行
選考会
献辞

著者等紹介

樋口進[ヒグチススム]
大正11年、横浜に生れる。昭和18年、東京写真専門学校(現東京工芸大学)卒。名取洋之助、木村伊兵衛の下でフリーカメラマンとして出発。昭和28年、文藝春秋新社に入社、写真部設立。文藝春秋(昭和21年3月から昭和41年2月まで社名は「文藝春秋新社」)では写真の仕事以外に、講演会、紀尾井町文春ビルの建設・管理、文士劇、その他の催事、出版界のパーティ、冠婚葬祭など、さまざまな文壇の裏方の仕事にもたずさわった。昭和57年、文藝春秋退社後、廣済堂に移り、故・櫻井義晃会長、現・平本一方会長より新たな仕事を教わる。印刷関係、ゴルフ場経営、女子プロゴルファーとの交流、桐ヶ谷、代々幡、落合、町屋、四ツ木、堀ノ内の6斎場の改築など得がたい体験をしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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relaxopenenjoy

7
著者は、文藝春秋で写真部におられた方。色々な意味で古き良き時代を感じる。豪華。本当に輝いている。添えられたキャプションもいい。宇野-水上の写真が最も印象的だった。谷崎と今大僧正の写真も良い(二人とも爆笑している)。日銀総裁と内田百閒、林芙美子&宇野千代、各種イベント(旅行、劇、忘年会、野球大会、ゴルフetc)など、これでもかと言うくらい豪華なメンツのポートレートや記録写真。あと、文士たちの和装姿がみんな格好良い。2022/06/10

ぐうぐう

3
戦後から平成までの文壇及び作家を撮った写真集。この本を見ていると、私達が抱く昔の作家(文士)といったイメージが少し変わる。昔も今も、作家と呼ばれる人達は、多種多様なスタイルだったのだ。2008/10/12

のえみ

1
文字でしか知らないあの人もこの人も、生身の人間として生きていたんだなあ(あたりまえ)!また、この本から、読んでみたい作家が増えた。2016/06/26

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