まだ生きている―我が老後

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163685007
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

人生の波瀾に耐え、己の力で創り上げてきた82年の歴史の粋を集めた痛快エッセイ。

目次

退きどき
サトマギ
想像力の問題
毒笑い
春の旅
なぜ小説を書くか
ヤケクソ献体
国を想いかく夢む
この道は誰もが通る道
雀百まで
これでいいのだ
誕生日の感懐
ああ、川上宗薫
手箱の中
不愉快!
不愉…ム、ム、ム
追憶考
花散る日に思う

著者等紹介

佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12年大阪に生まれる。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。昭和44年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により、平成12年第48回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

54
82歳、83歳の頃のエッセイ。お変わりなくお元気です。お孫さんとのやり取りが微笑ましい。相手にへつらわず、歯に衣着せずにズバズバ言うけれど、からっとしていて意地悪じゃないから読んでいて気持ちがいい。ああ、こんな元気な年寄りになりたいもんだと思う。2017/05/05

退院した雨巫女。

11
《私-図書館》愛子先生.82~83才の頃のエッセイ。やはり、パワフルで、面白いなあ。友達が、亡くなる話は、読んでいて切なくなるが、明日は我が身だ。V6の長野君の話は、今年V6が解散するから、タイムリーでした。2021/05/22

まあやん

3
やっぱり、佐藤愛子はおもしろい。きっぱりしてて気持ちがいい。そうそうって思うところあり、思わず笑っちゃうところありで、あっという間に読んじゃった。最近の佐藤愛子読んでないので、また読もうっと。2017/03/05

mariko

2
11年前の作品。 一連の、年を取ってきた佐藤愛子さんの作品はどれを読んでも楽しい。 ただ同じような内容は多いけど。2017/07/10

Naomi

2
2005年1月~2006年6月の「オール讀物」に掲載されたエッセイ。 いつも一本筋が通っていて、読んでいて気持ちがいい。 最後の一句も思わず吹き出しました。2014/10/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/492524
  • ご注意事項

最近チェックした商品