内容説明
「あの経験があるから、今の自分がいる」ポーツマス、ノアシェラン、そして日本への帰国。サッカー選手として、人間として、日本の守護神が苦脳し続けた三年間を赤裸々に描く。
目次
第1章 ポーツマス(なぜデンマークなのか?;マイアミの奇跡;ポーツマスからのラブコール ほか)
第2章 ノアシェラン(クラブの名はノアシェラン;再出発の誓い;2度目のデビュー戦 ほか)
第3章 Jリーグへ、そしてワールドカップへ(日本代表での手応え;重慶の奇跡;大会のベストイレブンに ほか)
著者等紹介
山中忍[ヤマナカシノブ]
1966年生まれ、静岡県出身。青山学院大学理工学部を卒業後、1994年に渡欧。スポーツ、音楽、映画などのジャンルで、通訳・翻訳、及び執筆活動中。現在はイングランド在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やっちゃん
7
移籍マネーゲームに翻弄される川口能活が不憫でならなかった。こういうパイオニアの苦しみあってこそ今は若手が海外に行きやすくなったのだ。ジュビロにきてくれてありがとう。2024/11/23
moe
3
一ファンです。試合でしか見たことがありませんが、彼のプレイにサッカーに対する情熱を感じます。一時期不遇の時代もあり、ケガもありずっと心配していました。今回、代表に復帰してとてもうれしかったです。この本は、私生活などより、ここまでどのように乗り越えてきたかを知りたくて読みました。サッカーをしに海外へ行ったのに、商品のように扱われて苦しかったと思います。サッカー一筋でストイックに生きてきた彼が、幅広い考えができるようになってきたことがわかりました。一回り成長した彼をこれからも応援していきたいです。2010/09/01
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
2
能活、代表復帰!なので。GKだった息子にかぶってしまって、ちょっと切なかった。2010/06/06
のりP
1
ほとんど辛い話で、読んでるこっちも苦しくなってしまった。2021/09/21
しょうた
1
川口のポーツマスでの苦労が印象に残る本。2015/12/06