内容説明
故郷の高知から上京して40年。借金返済のために作家を志し、人気時代小説家となった著者の日常とは?ふるさと、家族、子育て、本、仕事、料理、旅、映画などにまつわる最新エッセイ集。
目次
おらんく意識
ちょっと違うぜよ
血統書はいらん、こともある
いろいろあるけんど
運は、ある
やればできるぜよ
出てきてくれ、こわい先輩
鳩さん、今年はこらえてや
今日もまた彼女が恋しくて
どっちが合ってる?〔ほか〕
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年、高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、97年、「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2001年、『あかね空』で第126回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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里季
31
土佐出身の山本一力さんのエッセイ。いつもながら男気のある、家族思いの一力さんであった。ところで、おらんくの池の意味は、ぼくのところの池、すなわち高知湾、ひいては太平洋も土佐のものという、いごっそうの言い分である。高知の披露宴について記述があったので、高知の従妹の披露宴を思い出した。ひとたび乾杯してしまえば、後は上を下への無礼講、上司も親戚も友人もあったもんじゃない。みんながお銚子と猪口を持って会場を巡る、巡る。新郎ははてなき返杯を求められ、あちこちで知らぬ者同士が飲む、飲む。私の席は?知らん人が座ってる!2013/12/22
つちのこ
0
図書館本。エッセイ。2009.7.22読了2009/07/22
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