そして、遺されたもの―哀悼 尼崎脱線事故

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163674001
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「今どこにいる?」「返事してくれ」十四人の遺族の証言と遺品、思い出の写真で綴る涙の追悼集。

目次

福田和樹さん「だから、カーくん、電話を取って!かけ直して!」
勝部晃奈さん「アキネエはいつでも応援しているよ!」
川口初枝さん「初枝は北六甲台の地に足をつけていたんですね」
小前宏一さん「元気でいて俺たちのBIG MAMA」
下浦善弘さん「下浦先輩が目標でした」
杉山恭枝さん「ママはいつ起きるの?」
片瀬朗さん「いつもと同じように『行ってきます』って出かけたのに」
西野節香さん「母さんの魂をそこから連れ帰りたかった」
福原正之さん「旅行会社に入って、旅行の企画がやりたいんだ」
川東康子さん「娘とバージンロードを歩く姿を楽しみにしていたんです」
大角正さん「うちにはサンタがおるねん」
小杉繁・靖子「父が最後に夫として母を守りきろうとしたことに感動した」
菅尾吉崇さん「この子の最後のプレゼント」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パンダネコ

2
福知山線の脱線事故遺族へのインタビューもの。私が前年まで勤めていた会社の支店は私以外皆この路線の利用者だった。だから、この本に出てくるようにメールで連絡をとった。一人夕方まで連絡が付かずザワザワしたけど、物凄い長い寝坊だった。被害者遺族の人たちの多くがこういう展開なら…と思うことを地でいった人。身近で起きた事故だから記憶に鮮明に残っている。2016/05/27

アーク

0
JR福知山脱線事故は、ここ10年で見ても最大級の大惨事になった。それ故に、本書に収められている遺族の悲しみが胸を打つ。ところで、この遺族たちの声はJRに届いているのかな。2014/06/20

クミコ・ロッテンマイア

0
福知山線事故で亡くなった方のご家族の手記。悲哀に胸揺さ振られた。2010/03/17

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