誰だってズルしたい!

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163664200
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

この世の仕組みはすべてズルでできあがっている。女性の化粧、寄せブラ、イケメン、大統領夫人、大ズル、セコズル、許せません!

内容説明

世の中は「ズルの壁」で出来ている。

目次

見るもの聞くもの、腹の立つことばかり
世の中はズルの壁でできている
セコズル、オバズルが幅をきかす
あの××ズルを摘発せよ!
江ノ島を馬鹿にするものは江ノ島に泣く
現地ものの松井を見たい!
ヒデキ、野菜を取らにゃいけんよ
日本人よ、ガムを噛みなさい
迷解料理用語辞典
「えいごであそぼ」居酒屋メニュー
フードテーマパークはけしからん
地球滅亡の前夜に「最後の晩餐」
市ヶ谷の釣堀の寡黙な人々
ダミ入り、しわがれ、懐かしい声
「老人の主張」君たちは恥ずかしくないのかっ!

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第十六回文芸春秋漫画賞、平成7年第十一回講談社エッセイ賞、平成9年第四十五回菊池寛賞受賞。平成12年紫綬褒章受賞。平成13年「アサッテ君」で第三十回日本漫画協会賞大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古古古古古米そっくりおじさん・寺

6
オール読物連載エッセイ。巻末には土屋賢二との対談あり。内容はまあ相変わらずで(笑)、食べ物の話や馬鹿馬鹿しい考察とルポ。どこに行ってもやたらにビールを飲む。料理用語辞典や居酒屋メニュー翻訳のネタはあまり面白くない。古くなってしまっているのだが、ルポはやっぱりまだまだ面白い。巻末の対談を読むと、土屋賢二の本は多分つまらなそうだと感じた(笑)。2012/03/12

5
世の中はズルの壁でできている2016/06/17

goodchoice

2
この本の奥付で知ったのだが、東海林さだおは今年で78歳になるらしい。この本を書いたのは10年前となるが、既にその頃から狷介な老人になる要素がほとばしっている。漫画からくるホノボノ感と、書いてある事の頑固さが両極をなして思わずニヤリとしてしまう。自分もあと10年くらいたつとこんな感じになるのか。2014/12/15

りょうけん

2
☆4つ 先に『花がないのに花見かな』も読んだ。面白かった。 前回は書けなかった,これらの本の連載がおこなわれている雑誌名と,そのテーマお題が判別した。 雑誌は「オール讀物」文藝春秋。テーマお題は「男の分別学」なのだそうだ。 幸いにも「オール讀物」は一度も読んだことないし,だから「男の分別学」なんてのも全く知らなかった。 従ってどの単行本を読んでも新鮮で面白い,ということになる。 今後も「オール讀物」は読まないことにする。 すまんこってす。すごすご。 2012/12/13

ダリア

1
『居酒屋メニュー』こちらも一生懸命考えてしまった。材料、調理法を伝えてもらった方が良い気がする。相手にとっては。『最後の晩餐』最後、冷蔵庫の中身整理になってしまうのが分かる、分かる、と。『釣り堀』沿線傍のゴルフ打ちっぱなしを思い出してしまった。でも、釣り堀の方が気になる。純粋なスポーツフィッシングかしら。2021/05/06

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