内容説明
引退を電撃発表した著者が、一年前から準備していた手記。日本の政治を左右し、『影の総理』と言われた男が全てを書く。
目次
苦悩する沖縄
経済失速
小渕政権誕生
金融危機と自自公連立
仕事師内閣
小渕首相倒れる
我らが屍を越えて行け!
加藤の乱
二番目の男
小泉政権の本質
9・11とテロ特措法
スキャンダル国会
北朝鮮よ!
石原慎太郎と亀井静香
最後の闘い
政治家の条件
著者等紹介
野中広務[ノナカヒロム]
1925年、京都府園部町に生まれる。1943年京都府立園部中学卒業、国鉄に就職。1945年、応召され兵役につく。敗戦とともに、再び大阪鉄道管理局に復職。1951年に、園部町議に立候補、当選。以後園部町長、京都府議会議員、京都府副知事を歴任。府議時代は野党として蜷川革新府政に対峙した。1983年、衆議院議員に初当選。田中派内で早くから頭角を現す。1993年8月、自民党が下野すると、野党経験をいかした闘いで党を引っ張り、1994年6月には、再び自民党を政権の座に押し上げ自治大臣・国家公安委員長を務めた。1995年9月、自民党幹事長代理。1998年7月、小渕政権の誕生とともに内閣官房長官に就任する。99年1月からは沖縄開発庁長官も兼務。2000年4月、森内閣で自民党幹事長就任。2001年4月小泉内閣の発足とともに、非主流派として、厳しく政権を監視する。2003年9月、反小泉の旗印をかかげ橋本派の結束をはかった総裁選のさなか「退路を断って闘う」ために引退を表明。その言葉に従い、2003年10月10日の解散をもって政界を引退した
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