内容説明
寿命とは与えられた時間のことです。その時間をどう過ごすかはあなたが手もちの時間をどう分割して使うかなのです。エッセイと対談で綴る日野原先生「最新」著作集。
目次
1 100歳をめざすための100の項目
2 100歳までにしておきたいたくさんのこと(新老人よ時間はこう使おう;90歳になってわかったこと;学があることを誇らず発言は控え目に ほか)
3 人との会話から得られるヒント(使っていない才能があなたにもきっとあります(対談・渡辺淳一(作家))
歳をとったら若い人からパワーをもらおう(対談・中村富十郎(日本芸術院会員・無形文化財指定保持・歌舞伎俳優))
生き方上手は死に方上手にきっとなれます(対談・松山善三(映画監督・脚本家)) ほか)
4 自分の過去から上手に学ぶ(清々しい生き方を示された石橋湛山先生;よど号ハイジャック事件に遭遇して)
著者等紹介
日野原重明[ヒノハラシゲアキ]
1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院の内科医になり、内科医長、院長、聖路加看護大学学長等を歴任。現在、聖路加国際病院名誉院長・同理事長、聖路加看護大学理事長、(財)ライフ・プランニング・センター理事長
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感想・レビュー
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あつひめ
23
100歳まで元気に生きるってすごいことだと思う。日野原さんは105歳まで生きて、様々な功績をたたえられている。小さなことでも積み重ねていたら老化を遅らせることもできるのか。時間の使い方や考え方などたくさん書かれているけど、日々を、そして自分を大切にすることで1日が穏やかに締めくくられるのかもな。2023/07/31
Humbaba
5
体と言うのは使っていれば鍛えられ、そして使わなくなれば衰えていく。最初に負荷をかけたときにはとても耐えられないと思ったものであっても、少し続けていれば自然と出来るようになる。安静にしていれば体は楽だが、それではどんどん能力を衰えさせることにつながってしまう。多少苦しくても動かしていることでそれに対処する能力が磨かれる。2014/01/21