吾輩はロンドンである

吾輩はロンドンである

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784163652108
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

“留学生”漱石の足跡を百年後のロンドンに辿る。

目次

第1章 全ての不愉快はここに始まる―ヴァクトリア駅の二百歩で確かめたこと
第2章 フィッシュ・アンド・チップスの気品―安食堂の乞食紳士に聖人の面影を見た
第3章 肩車から誕生した二十世紀作家・漱石―ハイド・パークでの大悟
第4章 下宿の飯はまずかった?―胃弱の漱石は大食漢
第5章 涙のロンドン鰻狂想曲―漱石も食べた?EELは下町のファストフード
第6章 劇場街の愉快・不愉快―今宵も客席は人間博覧会
第7章 漱石と私の自転車日記―「頗る愉快」の正体は?
第8章 自転車に乗ったマドンナ―バターシー・パークのロマンス
第9章 私も見た!背の低き黄なる顔―合わせ鏡の中の日本
第10章 正論・私の個人主義―タイムトンネルを抜け、漱石に会いに行く

著者等紹介

多胡吉郎[タゴキチロウ]
1956年、東京生れ。1980年、東京大学文学部国文学科卒業。日本放送協会(NHK)に入局以後、ディレクター、プロデューサーとして、主に文化、教養番組を手掛ける。1999年、NHKエンタープライズ・ヨーロッパへ出向、英国ロンドン勤務となる。2002年9月、NHKを退職して独立。英国に戻り、フリーのライター、プロデューサーとなって現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

0
各種資料をわかりやすく引用していて「ロンドンの漱石」を知る入門書には最適。2008/03/25

tsukimemo

0
ロンドン時代の漱石のお話。やはりこの時代の作家の生活は楽しい。2020/01/25

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