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酒杯を乾して

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  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163649306
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

F1、五輪、W杯サッカー…男たちは最高峰で戦った。シリーズここに完結。

目次

雨―F1グランプリ
カウント・ダウン―世界陸上競技選手権
夢見た空―夏季オリンピック
象が飛んだ―世界ヘヴィー級タイトルマッチ
落下と逸脱―ワールドカップ・スキー
冬のサーカス―冬季オリンピック
杯(カップ)―ワールドカップ・サッカー
薄暮の海―ナイン・メモリーズ9

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947(昭和22)年に東京で生まれる。70年に横浜国立大学経済学部を卒業。入社した会社を一日で退社したあと、若い自衛官たちの実像を鮮やかに描いた処女作「防人のブルース」でいきなりフリーランスのライターとしてデビューし、注目をあびる。以後、ジャンルとして確立していなかったノンフィクションの世界で、テーマやスタイルにおいて絶えず先駆的な実験と冒険を試みつつノンフィクションの新たな可能性を拡げる数々の傑作を世に送りだし、多くの読者を魅了しつづけている。79年に『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、85年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞、93年に『深夜特急第三便』でJTB紀行文学大賞、2003年に菊池寛賞などを受賞した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポン

7
以前、沢木耕太郎さんにサインをしていただいたときに書いていただいた『酒杯を乾して』。スポーツ観戦記を集めた文藝春秋80周年記念の最終巻のタイトルだったとはなんだかうれしいです。2023/11/17

kco

5
2018-13.特に日本びいきでもなく、かつてのヒーローを崇めるわけでもない。ただフラットに目の前のスポーツの「光景」を切り取る。紀行文なのか観戦記なのか曖昧になってくるが、それでいい。そのスポーツを知らない私には、フラットな目線が欲しいのだ。(本来そんな区分けも不要だし)私の旅心は沢木耕太郎で出来ている。ひとりでふらっとお財布とパスポートだけ持って旅に出る。宿がなければ駅で寝る。駅は人がいて大体安全だから。もし私が男だったら同じことをしていただろう。 2018/02/23

よし

3
日韓ワールドカップのトルコ戦のドキュメント、トルシェ監督の「小心さ」と選手の決勝トーナメントに出れた安心感に負けた。との指摘。長野冬季五輪での原田の失速と風との運、不運ということ。ベンジョンソンのドーピングと更なる禁止薬物の使用。等々、鋭い指摘と考察。沢木のスポーツ観戦の解説を絶えず聴いていたい。2022/04/11

都人

3
数多くのスポーツの観戦記。選手のみならず開催国の一般市民が描かれており、面白く拝読した。私が驚いたのは、サッカーの所で、少年サッカーチームの数が少年野球チームの数を上回った事に触れ、サッカーをしている子供に何故野球を選ばなかったかと聞いたところ「野球はルールが難しい」と答えた子がいたこと。往年の名選手の釜本氏はサッカーを選んだ理由を「サッカーは世界中でしていたから」と答え、私もサッカーの国際性が選ばれた理由と思っていたが。2021/02/26

yoyogi kazuo

1
あとがきに注目。流星ひとつの冒頭はここにあった。2021/01/06

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