出版社内容情報
民主主義は内から腐る。それを防ぐ内的規範をどこに求めればいいのか。人間智の宝庫である「論語」を再編集し、新しい光をあてる
目次
論語の読み方(いま、なぜ『論語』なのか―戦後民主主義の「常識」を乗り越えるために;偉大なるリアリスト 孔子の素顔―乱世にひたすら秩序を求めつづけた「偉人」の生涯;「有数無類」 生涯学びつづける精神―実人生を豊かにする知恵こそ「学問・教育」の本当の目的 ほか)
人望の研究(「人望」こそ、人間評価最大の条件―現代に甦る“人望主義”の精神とは何か;「人望のある人」とは、どんな人か―「不徳の致すところ…」にみる、徳と人望の相関関係;不可欠の条件 「九徳」とは何か―時代を問わず、世界中に通用してきた徳目を学ぶ ほか)