山本七平ライブラリー<br> 論語の読み方

山本七平ライブラリー
論語の読み方

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163647005
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0310

出版社内容情報

民主主義は内から腐る。それを防ぐ内的規範をどこに求めればいいのか。人間智の宝庫である「論語」を再編集し、新しい光をあてる

目次

論語の読み方(いま、なぜ『論語』なのか―戦後民主主義の「常識」を乗り越えるために;偉大なるリアリスト 孔子の素顔―乱世にひたすら秩序を求めつづけた「偉人」の生涯;「有数無類」 生涯学びつづける精神―実人生を豊かにする知恵こそ「学問・教育」の本当の目的 ほか)
人望の研究(「人望」こそ、人間評価最大の条件―現代に甦る“人望主義”の精神とは何か;「人望のある人」とは、どんな人か―「不徳の致すところ…」にみる、徳と人望の相関関係;不可欠の条件 「九徳」とは何か―時代を問わず、世界中に通用してきた徳目を学ぶ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

4
論語だけを論じるのではなく、旧約聖書を引用したり、宮崎市定さんや渋沢栄一の論語と算盤を引き合いに出したりして縦横無尽に論語を題材として議論をしています。このような論語の会社の仕方もあってもいいのかと感じました。人望の研究も近思録を中心にして書かれた当時の社会問題などを論じています。山本さんは結構言いたいことをズバッといっていますね。最近はこのような人がいなくなりました。自分の評判ばかりを気にしている評論家が多いです。2013/09/02

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