出版社内容情報
激動する時代の中でただ剣のみを信じ、史上類ない酷烈な軍事集団を創りあげ、男の美に殉じた新選組副長土方歳三の壮絶華麗な生涯
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つみれ
39
          
            【再読】創作も多分に含まれるとはいえ、私にとってこれ以上の幕末ものはないという気がする。まず名言が多すぎて油断しているといつの間にか大量の付箋を貼ることになってしまうし、何よりキャラクターの造形がすばらしい。とりわけ近藤・土方・沖田の主要メンバーのキャラクターが完成されすぎていて、本作が後世に与えた影響の大きさを思うと胸が震える思いである。上巻は油小路直前まで。このあたりから物語はどこか新選組の終わりを予感させはじめる。この悲壮感がまたたまらなくよいのである。2018/08/31
          
        Die-Go
21
          
            司馬遼太郎本の中で最も好きな本。文庫版を持っているが敢えてハードカバー版も。上巻はまだ序章でしかない。おゆきとのであいが全てを狂わせるのではなく、整えていくのだろう。★★★★★2015/11/19
          
        ハッチ
21
          
            ★★★★★初めての司馬遼太郎さん。読書芸人でオススメされていたので読んだ。この前読んだ「土方歳三」とほぼ同じ。というかこちらが雛型であろう。昔の本であるのに関わらず、現代口語で読みやすい。下巻に突入です!2015/09/09
          
        さお
19
          
            読了。2016/03/28
          
        読書ボーイ
15
          
            新選組結成前夜から京での活躍をスピーディに読めた。 沖田総司と土方歳三の漫才のような掛け合いが面白い小説。 昔の大河ドラマ「新選組!」を思い出しながら読んだ。2015/09/02
          
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