出版社内容情報
ロシアにとっは侵略政策の延長線上におこった事変である面が濃いが、日本にとっては存亡を賭けた国民戦争たらざるをえなかった。日本は、別な文明体系へ転換してから三十余年後にその能力を
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう
2
戦争の悲惨さが作者の表現力も相まってえげつない程伝わってくる2022/07/28
さざなみ
1
よくもこんなにたくさんの事柄を調べて書かれたものだと感心させられる。ところどころ同じ事柄が重なってでてくるがそんなに気にならない。実在の人物評価が小説とはいえこんなに批判しても良いのかな? よっぽど作者は乃木さんがお嫌いだったのでしょうね。2024/02/03
Hiroshi Takeshita
1
ある地政学者によれば、ロシア人というのは、対外的に異常なほど臆病だという。その事が確かに納得出来る事例に溢れた今巻では、笑わずには居られなかったが、後日談として、その事を聞いた東郷は、ニコリともせず、これを聞き、むしろ労いの言葉をかけたという。あぁ、これが一庶民と、大将格の人間の差なのだと、思い至る。これが前半。後半は日本側の非喜劇である。旅順の攻略というやつだ。司馬はこの件を、くどい程に繰り返してくるので、読んでいてダレてしまうが、死者何万と数字で書かれてもなぁ、と。死んでゆくのは、個人なのだ。ちと残念2023/03/14
HARUKA
0
長岡外史の髭マジで長くて笑った2022/04/19
Kanou Hikaru
0
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