内容説明
黄巾の叛乱収まらず、朝廷の腐敗につけこむ董卓は逐に洛陽を焼きはらう。曹操、戦塵にまみれ知力を尽くす巻である。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
71
文庫本発見!Σ(゚Д゚)なんで文庫本ほとんど揃ってるのに、単行本まであるんだろう?(?_?)2019/11/01
future4227
55
三巻目にしてやっとお馴染みの話が続々と出てきた。黄巾の乱から劉備と趙雲が出会うあたりまでを描く。『三国志』正史をベースにしているため、いわゆる虎牢関の戦いなどは拍子抜けするほどあっさりしているし、呂布の活躍もほとんど描かれないのが残念なところ。戦いに主眼を置くのでなく、登場人物の複雑な人間関係や性格分析に重きを置いた流れになっていて、マニアにはそれなりに楽しめる内容だけど、初めて読む人にはイマイチなんじゃないだろうか? 2018/08/05
キジネコ
49
漢帝国など打っ潰して俺様が王になる、と嘯く極悪非道の董卓は別格の悪党なんだけど対置できる正義や善が…見当たらない。もしかすると我らが当代まで、其れは存在すらしたことのない幻影なのではなかろうか…なんて考えてしまう。作家は劉備を美味い肉を売る店に例えておいて、客が来ない理由を猛犬が店番をしてるから…と、爆笑の喩えで説明する。成程…と読者は立ち止まり二人の猛犬、関羽と張飛について沈思黙考、そういう歴史の読み方もあったか…と得心。唯一人、董卓に勝った孫堅に迫る不吉、雌伏する曹操の飛躍の予感が胸中渦を巻き4巻へ。2018/04/05
優希
46
童卓が洛陽に入り、ようやく話も本格的になってきました。正史をもとにしているのであっさりと描かれている場面とじっくり描かれている場面の落差が気になりましたが、それはそれとして、鮮やかに歴史が動き出したと言っても良いでしょう。2024/04/03
しーふぉ
19
袁紹と公孫瓚や袁術の争いがメイン。やや事実の羅列に近い記述なので興味ない人には読みにくいかも。2018/10/24