一九七二―「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163596808
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

なぜ、この年なのか
ポルノ解禁前夜
日活ロマンポルノ摘発される
ストリップショーと「四畳半襖の下張」
連合赤軍事件と性意識
赤軍派と革命左派の女性観の違い
それは「水筒問題」からはじまった
永田洋子の期待と失望
遠山美枝子のしていた指輪
榛名ベースでの新党結成と意識の落差〔ほか〕

著者等紹介

坪内祐三[ツボウチユウゾウ]
1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。「東京人」の編集者をへて、書評、コラム、評論など執筆活動を始める。『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』(マガジンハウス)で第十七回講談社エッセイ賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

18
初・坪内祐三。連合赤軍の話が1/3ほどを占める。2020/06/14

はてぃふ

4
発売になったときに買って読んで、何年かぶりに再読。沖縄返還と日中国交正常化が同じこの年だと私が言ってるのに、父が総理が違うから違う、とか言うから。最近では総理が違っても同じ年にってのはめずらしくもない感じだけど。それにしても、あらためて色んなことがあった年なのだなあ。2011/09/30

teku

3
この本で初めて、「四畳半襖の下張」が1972年以前にも一度摘発を受けていたことを知った。また連合赤軍メンバー達の手記を照らし合わせることによって、あの時内部で何が起こっていたのか、それぞれがどのような心理状態の元に動いていたかを読み解いていく部分は、重苦しいながらも大変読み応えがあった。2011/03/20

ぱーぷる・ばんぶー

2
1972年を時代の分岐点としてる文化評論集。著者より2歳下でほぼ同時代を共有していて、1972年に対する特別な「感じ」も分かるなあ。2013/12/21

hf

1
2014年に読んだはず。月と日はてきとう。2003年4月に出た本なのだな~、矢沢永吉(キャロル)の歌詞を肯定的に評価していた記憶がある →2015年3月2日だったので修正2015/03/02

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