人魚のニキビ

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163588100
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

江戸っ子のおやじ、猫の好きな妻、下宿屋のお婆さん、五十数年前の戦友、豚カツ屋の主人、映画監督、テレビのプロデューサー…街の人びとが織りなすお伽噺。ほろりとくるショートショート71篇。

目次

段ボール箱
思い出

頑張ります
お二人さん
椿香尼の笑み
糞勉強
弁当は若さの素
狸の目
ずい分と泣いたけど〔ほか〕

著者等紹介

池部良[イケベリョウ]
1918(大正7)年、東京・大森生まれ。1941(昭和16)年、立教大学文学部英文学科卒業と同時に東宝文芸部に入社。島津保次郎に見出され俳優に転向し、同年7月、「闘魚」で映画デビュー。5年間の軍隊生活を経て、映画界に復帰し、戦前戦後を通じて二枚目スターとして活躍。1991(平成3)年『そよ風ときにはつむじ風』で日本文芸大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そり

3
戦争を体験された方のエッセイはどんなものだろうかと思い,手に取った。読んでみると知性を感じさせるおもしろさでした。これがエスプリ?というやつだろうか見慣れない言葉が多々出てくるのだが、読みにくいとは思わない。むしろ読みやすい。とんちんかんな人や時の流れで俗っぽくなってしまった人、ちょっと脱力してしまうような人々の話。もう何冊か池部良さんの著書を読破したい。2012/06/06

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