内容説明
三菱商事→野村投信→住友生命→住友信託銀行→シュローダー投信→バーラ→メリルリンチ証券→パリバ証券→山一証券→ＤＫＡ→明治生命→ＵＦＪ総研他（マルチ勤務）。サラリーマン生活２０年、４３歳、達人から学ぶ“極意”。
目次
三菱商事―一番人気への就職から最初の転職に至るまで
野村投信―わがファンドマネージャー修業時代
住友生命―どうにも合わない会社で考えたこと
住友信託銀行―一番気に入っていた職場を離れた理由
シュローダー投信―はじめての外資系で見たもの
バーラ―スキルを磨いてグループ転職へ
メリルリンチ証券―外資らしい外資を満喫する
パリバ証券―アメリカ型とヨーロッパ型の違いとは
山一証券―久しぶりの日本の会社でついに倒産に遭遇
ＤＫＡ―本業に戻って感じた満足と不満足
明治生命―若き窓際族は何を考えたか
ＵＦＪ総研 その他―マルチ勤務あるいはフリーの中間報告
著者等紹介
山崎元［ヤマザキハジメ］
１９５８年北海道生まれ。東京大学経済学部卒。新卒で入社した三菱商事を皮切りに、サラリーマン生活二十年で十一回の転職を経験した。現在はＵＦＪ総研、企業年金研究所、ＦＰ総研に「マルチ勤務」中。一橋大学大学院国際戦略研究科非常勤講師。９４年東洋経済高橋亀吉記念賞優秀賞受賞。作家の村上龍氏が編集長を務めるメールマガジン『ＪＭＭ』にも参加。若き経済評論家でもある
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感想・レビュー
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コダマ@ようやっとる！
18
経済評論家の山崎元さんが、東京大学卒後、三菱商事を皮切りに投資会社や保険会社、外資経て11回転職する話。転職に当たってそれぞれの会社の違いや、転職者のあり方、資産形成の仕方など勉強になることが多かった。かなり上級サラリーマンの目線ではあるけれど、ブレない視点と一貫性したやり方、仕事への姿勢、結果に対する考察がとても分かりやすく勉強になった。地域的習慣や社風が転職にどれほど大事かと言うのも説得力がスゴい。2019/10/15
tamako
5
東大出身で就職先は名だたる企業ばかり。一般の人に参考になるか微妙な気もするが、仕事や風土が合わなければ転職してもいいんだ、というマインドは大事。勤め先も同僚も自分の顧客、という目線が新鮮だった。2020/08/23
chikuma
2
同じ著者の新書、「会社は2年で辞めていい」と重複する内容が多いので、新書版の方で良いような気がします。2009/06/07
クリスタル東京
1
１１回も転職に成功したのは、やはり自分を個人商店としてとらえ専門を磨いてきた賜物でしょう。2022/07/31
りらくま
1
★★★著者のこれまでのキャリア遍歴から転職や社会での生き方を学ぶことができる著書。よくある「要は自慢」のものではなく、とても正直に失敗談等も含めて述べられている。先輩社員や上司にありがちな武勇伝の押し売りをするのではなく、自身の経験を紹介し、後は自分で考えなさいというスタンス。本当の意味で人生の先輩から組織で働く若手・中堅社会人へのアドバイスになる本なのではないかと感じた。2018/11/19
