内容説明
芥川龍之介、菊池寛、谷崎潤一郎…、古今東西のテキストを駆使しながら、アクチュルな諸問題を鮮やかに照射する画期的論考。
目次
第１章 言語と国家
第２章 日本精神分析―芥川龍之介「神神の微笑」
第３章 入れ札と籤引き―菊池寛「入れ札」
第４章 市民通貨の小さな王国―谷崎潤一郎「小さな王国」
著者等紹介
柄谷行人［カラタニコウジン］
１９４１年生まれ。現在、近畿大学国際人文科学研究所所長。コロンビア大学比較文学科客員教授
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