内容説明
癒されるのを待つよりも。光野桃、最後のファッション・エッセイ。
目次
スランプを超えて
ある日、スランプの大波がやってきた
走る―からだの声に耳を澄まして
水色の指論
心に効く色
もうひとつのおしゃれ
ハレの日の素顔
おしゃれのスランプが教えてくれたこと
落ち込んだ時のファッション四段活用
日本人とからだ〔ほか〕
著者等紹介
光野桃[ミツノモモ]
1956年、東京生まれ。雑誌編集者を経てイタリアに在住後、執筆活動を開始
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感想・レビュー
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mokamoka
2
この本が図書館にあることは前から知っていたのだけど、自分の好きな桃さんがスランプ?と思うと手にとれなかった。が、自分が体調スランプにどっぷりはまっていると、とても読みたくなったのです。レベルは違えど自分の話かと思った!私は今、スランプを脱しつつあるけれど、また読みたくなるわ。きっと。いつも妹に語りかけるような優しい文章が好き。2010/02/05
すーちゃん
1
ああ、また世界が真っ暗だ。 そんな時思い出したのが、石田ゆり子さんのエッセイの中でご紹介にあった光野桃さんの『スランプサーフィン』だった。鬱の気はあった。でも病院に行き薬をもらうほどじゃない(だってもう飲んでるし)。だからなにか違う理由もあるかもしれないと思ったところでたどり着いた。作中、桃さんも同じようなことを書かれている。読み進めながら自分のことに思えた。仕事のこと。社会のこと。家族のこと子育てのこと。でもなによりは、自分自身と向き合うこと。そして少女の部分に関して。 読み終えて、また立てる気がした。2022/03/30
むし改め えむ
1
人生のスランプになってしまった光野さんが回復して行くポイントを要所要所綴ったエッセイ。 槙村さとるさんと「おばさん」に関する見方が同じなことに少し驚いた。 最後のエッセイ、というキャッチにとても淋しく感じてしまいました。2013/03/16
kei
0
☆☆☆☆2013/01/13
shizuka
0
40代半ばの女性の体調不良に焦点を当てているかと思いきや、それも含めたエッセイの寄せ集めだった。名前は知っているが読んだことがない、という著者のひとりだったが、どれも、内容が薄く感じてしまった。2018/03/21