内容説明
奄美大島で発見された新スポーツ「浮き球三角ベースボール」は瞬く間に普及。全国でリーグ戦が開催されるまでに。その魅力とは―。
目次
海浜棒球始末記(開幕―夏雲暑蝉特AAA級の原っぱがあった;激闘―謎の覆面軍団から地下足袋ヨレヨレ隊まで;西へ―関西四国経由沖縄あじあじ大熱戦 ほか)
三角的諸問題(名物監督発作的座談会―飲んでも打った。打っても飲んだ。;全国ウ・リーグ勢力図;全日本浮き球三角ベースボール連盟(AN・TA)認定公式試合ルール集 ほか)
浮き球伝説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
depo
2
著者が奄美大島でであった外国から流れ着いた浮き球を使った三角ベース。それを東京で知り合いに教えると、あれよあれよというまに全国に広まり、連盟が出来、全国大会まで開かれる始末。冗談で始まったのに。2022/01/31
つちのこ
2
奄美大島で出会った浮き玉は、少しスライス気味のフライになると海からの風に煽られ、空中でヘンテコな動きをし、思わぬ方向に飛んでいってしまう。そして、そのボールを一心不乱に追っかけるおとっつぁん達。飛び入りで参加した椎名は、子供の頃遊んだ、あの懐かしい三角ベース野球を彷彿とさせる、浮き玉野球に夢中になってしまう。 大の大人が夢中になれる遊びはそうそうあるもんじゃないことに気づくのは楽しい。2001/07/12
1977年から
1
2001年