快楽―6つの症例(ケース)

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163574103
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0095

内容説明

なぜ、彼女は一晩に107回もラブコールするのか?なぜ、彼女は好きな相手に暴力をふるってしまうのか?なぜ、彼は豊胸手術までして自分の乳房を愛でるのか?気鋭の臨床心理士が「快楽」をキーワードにあなたの心の闇を探る出色の心理エッセイ。

目次

1 一晩に107回ラブコールした女の子―関係系快楽
2 彼氏を殴り倒した女―破壊系快楽
3 自分の乳房を愛でる男―触感系快楽
4 息子をくすぐる母親―反応系快楽
5 娘を洋服に合わせようとした母親―注目系プラス環境系快楽
6 盗みが楽しい男の子―欲望系快楽

著者等紹介

梶原千遠[カジハラチオン]
1968年生まれ。臨床心理士、心理カウンセラー。91年慶応義塾大学文学部文学科英米文学専攻卒業。93年慶応義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。96年臨床心理士資格取得
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itokake

10
文春の書評で日本のオリバー・サックスとあったが、言い過ぎ。臨床心理士である著者の主観と相いれられず、苦しい読書だった。自分の胸を女性化した男性に、「常識で判断すれば、胸を取り除いてもらうのがいいに決まっている」と著者はバッサリ。どんな悩みにも共感が大切と冒頭で書いておきながら、自分の常識や経験の枠を超えることはしない。盗みがやめられない高校生男子の仮名がクリオ。クリプトマニアからの命名とすれば、盗男と聞こえる仮名は患者の尊厳を否定しているし、安直すぎ。2025/01/18

たくちゃんのなおちゃん

0
快楽を感じたいとは誰もが思うが、貪るようになり回りが見えなくなると恐ろしいなと思った。2010/06/16

こたちゅう

0
臨床心理士のカウンセリングの実例を知るという点で意義がある。6つのうちぴったりはまる1つというのはなかったが、いくつかが混ざっているなあと感じた。快楽というか、依存や偏執、性癖というものを誰もが持ち、それと騙し騙し付き合っていかないとならないのだなあと感じた。2009/05/10

meirin

0
人にとっての快楽というものは何か。人によって違う快楽についてセラピストの方が書いてらっしゃいます。6つの特殊なケースと、もし該当するならばどのような方向に向かえばいいかのアドバイスもあります。自分にとっては快楽でも他の人にとっては快楽ではないという言葉がそのとおりだと思いました。2009/02/19

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