内容説明
家族の視線に気付くには大きな時間の流れが必要なのかもしれない。週刊文春の十二年半に及ぶ人気エッセイ「二日酔い主義」完結。
目次
安堵のある風景
それはゲームでしょう
腹の虫
白球の丘
置いてけぼりのパンダ
かたちが違ってきた
父と息子、母と娘
桐の実
太郎の屋根、次郎の屋根
古い貨物船のように〔ほか〕
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年2月、山口県防府市生れ。立教大学文学部日本文学科卒業後、広告代理店勤務。退社後、フリーのCFディレクター、舞台演出、作詞活動を経て、短篇小説集『乳房』(講談社)で吉川英治文学新人賞を受賞。『受け月』(文芸春秋)で第107回直木賞を受賞。『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞を受賞する
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感想・レビュー
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Kyoko
1
伊集院氏の愛犬のお話は、大好きです!2013/01/10
アウレリア
0
伊集院静さんのお母さんが慰めに言う「いろいろあらぁな」ちょっと茶化して言われると、その言葉にふっと肩の力が抜けて、ま、ボチボチいきましょうーと、キモチが軽くなりますよね。人生色々ありますが、山あり谷ありで、、、長者番付や政治家のくだりで、時々毒づくのもフフっと笑えました◎弟さんの日記を読めて、本当に良かったと思います。2021/09/22
スミオちゃん
0
2011/4/30発行 週刊文春二日酔い主義より2019/04/19