ぼくが読んだ面白い本・ダメな本、そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術

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  • サイズ B6判/ページ数 407p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163573106
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

この本一冊で三百冊分の威力!立花隆の知的宇宙を大公開。

目次

序 宇宙・人類・書物
私の読書日記―1995.11~2001.2(宇宙樹、奇術、日本殱滅;オウム、ニュートン、世紀末芸術;官僚腐敗、聖骸布、アラキ ほか)
『「捨てる!」技術』を一刀両断する

著者等紹介

立花隆[タチバナタカシ]
1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒。文芸春秋に入社した後、再び東京大学哲学科に再入学し、在学中から評論活動に入る。74年の「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文芸春秋」11月号)は首相の犯罪をあばいて社会に大きな衝撃を与えた。社会的問題のほか科学技術など、その活躍領域は広い。著書に『宇宙からの帰還』『脳死』『ぼくはこんな本を読んできた』『精神と物質』『サル学の現在』『巨悪vs言論』『臨死体験』『脳を鍛える』『人体再生』『21世紀 知の挑戦』ほかがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aster

33
速読術というか、読まなくていい本はあるし、最後まで読む必要もない本もあるなと。 何の為に読んでるのか改めて考えよう、大体分かってるんだけどね、、、何かを書いて表現する時の為、これを忘れないように、到達出来るようにしていきたい。 でもそれだけではないことも確か、ただ少なくともこうしたヒントを与えてくれただけこの本は読むべき価値があったと言える気はする。2024/02/07

ゲオルギオ・ハーン

27
1995-2001年までの雑誌連載をまとめたものが中心。著者について詳しいことは知らなかったので、イメージよりもいろいろな本を読んでいて少し驚いた。『宇宙樹』思想の考察本を紹介していると思えば、ソ連の大粛清、出版業界に触れながら『改造社と山本実彦』本、と学会本、世界の処刑本を紹介するなど多種多様でとっつきやすい。速読術も紹介しているがこれは好みの分かれるところ。女盗賊プーラン、大粛清、改造社と山本実彦は探しておきたい。2024/01/04

bluemint

21
雑誌連載の読書日記だが、素晴らしいのは本編より序章の、本の読み方について書かれた所だ。速読には適不適なものがあり、趣味の本はゆっくり読んだ方が長く楽しめる。情報の取得が目的な本は速読に向いている。速読の基本は熱中だ。集中している時は自然に速読ができている。全体の流れとキーワードをまず掴む。その上で必要なところのみ細かく読む。今までの速読の本はオカルトもどきか目の動かし方ばかりだった。ところがこの部分は本当に役立つ。末尾の「捨てる技術」への批判は的外れ。一般人と立花氏とでは資料の価値が全然違うのは当たり前。2020/04/30

かいりゅ

16
10年以上積ん読本。著者の読書論として、読ませていただきました。それにしても、知的欲求の守備範囲が広すぎますね。読書日記の部分はざっくりと。この中から興味ある本を読んでみたい。あまり高い本は厳しいが(笑)最後まですべて読まなくて良いなど、大量の本をどのように、読んでいくかはとても参考になりました。そのまま次巻も読んでみます。2016/07/20

cozy-koji

14
大量読書術・驚異の速読術をメインに、本の紹介は速読しました。立花さんの切口は鋭く、核心をついているので読んでいて面白くつい笑ってしまう。速読は飛ばし読みの訓練した読み方、慣れれば身につけられる、というのはその通りと思う。本は最初から最後まで読む必要はない、逐語を追いかけて読むのも良し速読するのも良し、自分なりの読み方をするべきという言葉をいただきました。少し古い本なので、本の紹介は掻い摘んで読みましたが、何冊か読んでみたい本がありました。最後に断捨離の話が載っていましたが、物の捉え方が面白かったです。 2019/06/03

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