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独白―ストロング・スピリット

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163566900
  • NDC分類 788.1
  • Cコード C0095

内容説明

今こそ、僕自身の言葉で語りたい!笑顔の陰には、人知れぬ孤独な時間があった。命をかけた土俵。隠しとおした左足の弱点。大ケガからの復活。両親、結婚生活、そして、弟・貴乃花―初めて明かされる真実の数々が、ここにある。

目次

第1章 命がけの土俵
第2章 引退
第3章 光司と走った日々
第4章 光司の援護射撃
第5章 ストロング・スピリット
第6章 貴乃花との決定戦を望んだ場所
第7章 チーム若乃花
第8章 僕の家族
第9章 夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

29
ある意味偉大なる横綱の自伝、真面目な一面がよくわかる。あの身体で横綱を張ったのだから、誇って良い事だと思う。実は親も見抜けなかった才能が、弛まざる努力によって開花されたのだと思う。マスコミで報道されて感じたイメージと変わらなく、この人の人の良さを感じる。親方も最後は彼の側でない様に感じ、寂しい限りです。子供の頃仲が良かった頃に二人の関係が修復されればと思います。確かに人間として幼いところはあっても、逆にあんなにチヤホヤされても良いところは損なわれずにいるのが良い。外から角界を意見していける存在が理想。2015/09/26

おかむら

28
貴乃花の息子(靴職人)、貴乃花と自伝を読んできたので次はお兄ちゃん。2000年の引退直後に出た本。本人が書いたというより語った内容でかなりライターや編集者の手が入ってると思うが、そのため読みやすくてなかなか面白いぞ。子供の頃や入門してしばらくはとっても仲の良かった兄弟がいかにして確執を抱えて仲悪くなってしまったのかが、今読んでもせつないわー。そして若乃花はその後相撲協会を辞めアメフトやりに渡米、戻ってタレントと実業家になり、離婚再婚、と月日は流れど兄弟仲は悪いまま。次はおかみさんの 自伝を読もっと。2018/05/29

ようはん

15
3代目若乃花の引退直後に書かれた自伝。他の力士の自伝と同じく怪我との戦いは力士の宿命であると感じるが、若乃花の場合はそれ以外に絶対的な才能を期待された弟・貴乃花との比較や若貴人気によるマスコミらの注目というプレッシャーと戦い苦闘していた事を知る。また真実はよく分からないが、貴乃花と次第に溝が深まっていく描写も読んでて苦しい。この本の刊行後に廃業した事は子供心に理解出来なかったが、この本を読んでみてある程度は当時の行動を理解した。とはいえ藤島親方として角界に残って欲しかったという気持ちは未だに残る。2020/03/21

キャル

6
本書は、弟・貴乃花について明かされる真実の数々と謳っているが、兄・勝の一方的な決めつけ。及び自己主張の一端に過ぎない。また相撲道や家族愛などを含め、思わず感心・感嘆させられるような逸話もあるが、大切なことほど後になってわかるものだ。引退してからの彼の矛盾した行動を見ると、興醒めです。「腹黒い」「二枚舌」という言葉が頭をよぎる。

ユーさん

4
全く対照的な兄弟横綱。内に秘めた多くのプロ意識は、絶対に見習うべき物がある。表面よりも、自分自身の内面、そこを磨くのが本当のプロなのか、と実感させられた。2013/06/27

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