幻想に生きる親子たち

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163563909
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あるべきや親や、あるべき子どもといった幻想に囚われているから辛くなる! 『ものぐさ精神分析』の著者が親子の病理にメスを入れる

内容説明

理想の家族なんかどこにもいない!人間は本能の壊れた動物である。したがって親にもともと子育ての能力が備わっているわけではない…。自らも「もらいっ子」であった精神分析学者が「母」「親」「子供」から「政治」「日本史」までを語る最新エッセイ集。

目次

親たちの「今」
近頃のおかしな母親たち
わたしの親子関係
学級崩壊
いじめの今昔
あきっぽい子とねばり強い子
家庭や世間からはみ出る必要のない売春
母親は化け物
近代日本のあせりとあがき
屈辱の百年〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クリフトン

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白村江での敗北と明治維新また戦後体制との相似性  沖縄への大和出撃と栗田艦隊の反転の繋がり など刺激に満ちた指摘が続く それにしてもこの明晰な著者をもってなお母親との確執は今だ解き得ぬ足枷に留まっているらしい 親子関係の厄介さ もし人生に深みをもたらすとするなら それこそが相応しいのものなのかも知れない2018/05/16

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