出版社内容情報
シリーズ十一冊目。椎名ファンには気になる「ヒトヅマゆうこと伊豆への旅」、サラリーマン時代の夢を見た「発作的老後問題」等収録
内容説明
北の岬から南の浜まで。旅人は鯨飲酒場でしあわせだった。「週刊文春」連載“新宿赤マント”シリーズの11冊目。
目次
ちょっとした時間旅行
うどんおののき話
下北突端乱気流
JAL様ANA様
海胆海蛸海鼠問題
怪しき発信源
ヒトヅマゆうこと伊豆への旅
ギギの天ぷら
コノヤロの日々
いい匂いよくない臭い〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
33
あのシーナさんも食べる量が減ったとか書いてあるが、それにもかかわらず、毎日飲んでいる気配が濃厚で、実にたのもしいかぎり(笑)。しかし、うどんの話のときに、あの話題はないだろう! まさに「ひゃあ」である。カーナビがまだ普及途上だった、前世紀の最後期、クルマに導入して、その声にツッコミを入れるなど、笑える笑える。それにしても、この時代だから存在した「くりから」という食べ物は、もう二度と日本に出現できなさそうだ。なにしろウナギの稚魚。後の時代がこれを読んだら、「20世紀の日本はすごかった」と驚きそうだ。2014/12/26
やまゆ
10
キャッシュレスのカード時代がくるとか、機内食が有料化されるとか、シーナさんの先読み力には驚かされます。2015/08/16
ダンスにホン!ころりん
7
20000310第1刷 131020読了 掲載本φ(.. ) 新潟はイタリアだ 風の風物詩 アマゾン漂流日記 ビッグ・ピクチャー(ダグラス・ケネディ) 長い雨(ピーター・ガドル) なるほどなぁ~ →欧米は挟む文化、韓国は包むとかき混ぜる、日本はのせる 今回も楽しかったです2013/10/20
ねなにょ
6
どーもこのだらだらした感じに、ついついハマッてしまう。穴たくさん恐怖症やGPSを怒らせようなんて私ぐらいなもんかと思っていましたが、ちょっと安心?2013/08/25
takeapple
5
思わず吹き出すので、前に人がいる時は要注意です。2000/03/22
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- 和書
- 政治スペクタクルの構築