貧乏だけど贅沢

貧乏だけど贅沢

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163548203
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜ旅に出るのか。なぜ旅を続けるのか。そしていかにして旅を終わらせるか……。「ここではないどこか」に魅せられた十人との対話

内容説明

旅をめぐる十の対話。香港、ホノルル、ラスベガス、ハバナ、マカオ、マラケシュ…。全地球を駆ける十人との優雅なるダイアローグ。

目次

森の少女とカジノの男(井上陽水)
贅沢な旅(阿川弘之)
十年の後に(此経啓助)
死に場所を見つける(高倉健)
旅を生き、旅を書く(高田宏)
出発の年齢(山口文憲)
終わりなき旅の途上で(今福龍太)
だから旅はやめられない(群ようこ)
ラテンの悦楽(八木啓代)
博奕的人生(田村光昭)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

14
井上陽水、高倉健、阿川弘之、群ようこなどとの対談集。それほど惹かれるところはなかった。2021/06/20

なにょう

11
小田実さんの『何でも見てやろう』、檀一雄さんのポルトガル行き、井上靖さんの『アレキサンダーの道』(アフガンからイラン、トルコへ)に触発され、『深夜特急』の旅は始まったそうだ。あのおじいさん達がシルクロードに行けるなら、僕も行けるのじゃなかろうかと。おじいさんというのは、井上靖さんのこと。井上靖さんはおじいさん、という感じがする。沢木さんは、お兄さんという感じ。でも1947年生まれなのだ。★自分でそこそこ稼げるようになってから、海外26歳適齢期説を支持する。★旅行するなら、ハワイとマカオがオススメみたい。2016/08/24

ジュースの素

9
各界の著名人との対談集。 井上陽水がいきなり成田に行ってバスの切符を買うみたいにロンドンまでの航空券を買ってしまう件は なかなか凄い。 あと、群ようこのハタチのアメリカ滞在の話も。一番よかったのは阿川弘之との話。74才の彼はやはり凄いと思った。経験もだが話に淀みがない。さすがだ。2015/07/05

ありんこ

4
旅をテーマにした対談集。人脈が幅広いのもすごいし、どんな話題でも自分の旅の体験を通じて話ができる大人の沢木さんがうらやましい。誰かと話がしたくなった。2011/01/22

ミッチ

3
阿川弘之、群よう子、井上陽水、高倉健など10人と「旅」にまつわる対談集。まず、巻頭は、井上陽水との対談だ。音楽の話かなと思いきや、博奕の話で盛り上がってゆく。高倉健との収録は、北海道の牧場で泊まり込み二日。暖炉の火にあたりながら夜遅くまで話し続けたという。東京に帰っ後、ディレクターが出演料の取り決めを忘れていたことに気づいて、高倉事務所に電話をしたら、「ラジオの予算ではとうていお払いになることはできない額だと思います」「だから、一銭もいただかなくてよいと申しております」と。なんと粋な話。高倉健らしい。2016/04/04

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