出版社内容情報
混迷の現代にこそ「西郷という思想」は必要とされているのだ。歴史を、現下の政治・経済を論じながら、西郷の意味を現代に問う
内容説明
歴史、国家、現下の政治を論じ西郷の思想の意味を現代に問う。名著「南洲残影」を読み解く鍵がここに。
目次
1 南洲随想(南洲随想;今想え、西郷南洲「立国の気概」;失敗を選ぶ;滅亡について―対談(江藤淳;桶谷秀昭)
いまゼロから出直すとき―対談(江藤淳;伊藤雅俊))
2 第二の敗戦 その他(行革で「国」はなくなるのか;日本・第二の敗戦;崩壊の足音が聞こえてくる;天下の奇観・小渕・竹下内閣)