出版社内容情報
司馬遼太郎さんの金庫番を務めた銀行マンのこぼれ話から、小学校五年生の女の子の泣かせる作文まで。珠玉の六十二編のエッセイ集
内容説明
司馬遼太郎さん担当の銀行マンのこぼれ話から小学校五年生の女の子の泣かせる作文まで約5000篇から選び抜かれた珠玉の62篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
10
1998年第一刷、文藝春秋の単行本。1998年のエッセイ集。若干古い部分もあるが、当時の空気感というか、時代の流れを感じる。たかだか25年ほど前なのに、やはり若干ことなるのである。2025/03/28
Kakizaki45
1
それぞれは短くとも濃密な生活を俯瞰しているよう。直近に読んだせいか最後の2編、「空飛ぶ魔法のほうき」とこの本のタイトルでもある「最高の贈り物」心に残ります。2021/10/19
Holden Caulfield
1
作家、歌舞伎俳優、医学博士、評論家、主婦、小学校5年の女子児童、、、etc 総勢63名からなるエッセイ集、 その一編「荷風と東京」のあと、からの抜粋 「近代文学の作家の全初版本を集めるのに要する費用は、荷風の2千万円が最高で、以下、漱石1380万円、川端康成1200万円、、、正直、私には全く興味無し、改正版でも100刷超えていても「読めれば」何の問題もない、ちなみに五木寛之は本当に年に4回しか洗髪しなかったんだなぁ、、、2016/09/06