出版社内容情報
人間はなぜ笑うのか?私の写真うつりがわるい理由、高級レストランでのふるまい方など、ますます快調、報復絶倒の哲学エッセイ集
内容説明
本書に収めたエッセイのテーマは、哲学、政治、芸術、ユーモアなど、さまざまであるが、これらを論じる姿勢は一貫しており、鋭い観察と緻密な論理の二つにとらわれない自由な精神を保つように心がけた。抱腹絶倒の哲学エッセイ。
目次
麦茶とコーラと五寸釘
わたしの葬式
打ちれ強いピアニスト
人間はなぜ笑うか
腹立ち日記
感想についての感想
夏の終わりの憂鬱
わたしが漫画家にならなかった理由
もしかしたらわたしは自由でないかもしれない
ライナーノーツとは何か〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伊瀬有佐
9
【図書館借本】何事も前向きに、「自分は悪くない!」という姿勢が大事なんだ。2011/10/21
第四純愛丸(純暴)
3
今のところハズレ無しの土屋賢二さんのエッセイ。これで4冊目かな?他の本と併読したり寝る前に読むのにちょうどいいのでお気に入り。今回は色々な雑誌に載ったものが掲載されているようでテーマも様々でした。次の“ツチヤの軽はずみ”はどんな感じかな?2017/11/04
みんと
3
お茶の水女子大の教授で哲学を教えていらっしゃる著者のユーモアエッセイ。ユーモアに必要なのは、ふだん意識されない真実を見抜く能力、そして、その真実を知って笑う能力なのである。どんなものにも、多くの側面があり、物事や人間の特定の側面だけでなく、それに反する側面も意識することが重要な要素である。いつも自由であろうとする著者の精神そのものである本書を所々吹き出しそうになりながら読了した。2010/01/02
にゃま
0
その昔、森山直太朗さんがおすすめしていたということで、今更ながら読んでみました。正直良くわからない内容も多かった。学生時代から哲学って大の苦手教科なのよねー。私にはユーモアのセンスもないし。百発百中の予測はなるほどねー、と感心したけどね。2016/11/07
かき
0
おもしろい
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- 電子書籍
- 血脈 〈上〉 文春文庫