出版社内容情報
『中国てなもんや商社』('98年春、映画化大公開)で笑撃のデビューを飾った谷崎光が放つ、男社会で生き抜くためのアタック百発百中!?
内容説明
またまた大爆笑!映画化された『中国てなもんや商社』の姉妹篇。アポなし、コネなし、コワイモノなし!商社OLからいきなり作家に転身したナニワ娘の「超ド根性」エッセイ集。
目次
1 ぐーでパンチ!(しあわせは歩いてこない;しあわせはやっぱり歩いてこない;おふたりは熱く燃えてらっしゃる ほか)
2 ナニワンパンチ!(三十独身ブラックホール;神戸の夜;シャネルでじゃんけん ほか)
3 ワーキングパンチ!(女わらしべ長者の巻;振り袖退社の心意気;ポジティブって、こわい ほか)
4 アジアンパンチ!(ソウルでマッカリー;アジアのワーキングウーマン;タイのアノッタイ君 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shushu
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とっても久しぶりに再読。もう18年も経っているのね。中国やアジアの勢いと日本の衰退は予想の通りでしたが、まだまだ日本に余裕があってギスギスしていなかったことが感じ取れます。2016/12/23
まさやん80
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「てなもんや商社」を読んで以来だから、10年以上になるか。久しぶりの谷崎姉さんのエッセイ。調べてみたら、彼女はその後北京大学に留学して今も中国に住んでいるという。この本はその前の時代、初めての本が出版されて作家としての生活をスタートさせた谷崎さんの本音満載のエッセイ。関西のにおいプンプンの元気の良さ、その一方でこのチャンスを逃すまいという意気込みも伝わってくる。「とんでも主婦らー」では実の姉を散々こき下ろしているが、後が怖そうである。最近の中国関連本も読んでみよう。2016/04/08