国家とはなにか

国家とはなにか

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163533308
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

出版社内容情報

自己欺瞞の政治、「正義」の名を借りた暴力、人を忘れた教育……。国家、そして国民一人一人からいま最も大切なものが失われていく

内容説明

改めて「国の栄辱」と「独立自尊」を問う。舌鋒鋭く、また切々と胸を打つ、慶応義塾大学最終講義を併録。

目次

日本人の「正義」と「戦後民主主義」
総理と大使の不様な「国ごっこ」
ペルー事件と日本国憲法
「アンパン総理」も限界か
福沢諭吉の『帝室論』
「排除の論理」で何が悪い
鳩山家四代の禍根
本物の宰相と傀儡の宰相(伊藤昌哉)
SFCと漱石と私―慶応義塾大学最終講義

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうぼう

3
タイトルに惹かれ読んではみたものの。今から20年ほど前のペルー大使公邸人質事件の対応の仕方と憲法9条の拘わりを中心にして国家観を述べていた。期待値から大分下だったので残念でした。もう少し国家とは・・・という強いメッセージが欲しかったですねえ。日中韓首脳会談が行われていますが、全く必要性を感じません。安倍さんが持っておられる国家観。我々には理解できない素晴らしいものなのだろうと想像します。一日も早く某国から帰られることを願って。2015/11/02

Kazuo

1
『閉された言語空間』に触発されてもう一冊読んでみた。橋本龍太郎総理の政治を同時代で論じた記事等の集積である。それから二十数年。憲法は未だに改正されていない。延々と愚痴が書かれて読み続けるのが苦痛な部分もあるのだが、二十数年後の今日の政治に目を向け比較すると、驚くほどに進歩がない。二十数年は政治に進歩を与えるには短すぎるのだと悟る。あるいは政治は進歩しないものなのか。他方、慶応大学での最終講義がある。氏が研究者、教育者としていかに真っ当で立派だったかがよくわかった。2018/06/02

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