出版社内容情報
カヌーは水上の禅である。苦しく辛い極北の地での心あたたかき人々との邂逅、そして別れ。地の果てにゆったりと過ぎゆく至上の時間
目次
1章 自由の王国へ
2章 荒ぶる自然に
3章 単純生活者
4章 冷雨 寒風 泥の河
5章 万物が身にしみる
6章 神は疲れていた
7章 夏は巡って
8章 風に玩ばれ野に溶ける
9章 旅人だけが知っている
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうけん
6
こうやって本でキチンと読んで、ユーコン川とわカナダ北部からからアラスカに向かって流れている川なのだ、という事をやっと覚えた。それまでわなんとなく東南アジアを流れるメコン川の親戚みたいなものかなぁ、と思っていた。ええかげんな事であった。 さて最近わこういう紀行文を読む時、もう必ずグーグルマップを視ながら、フムフム今この辺りなのだな、とほくそ笑みながら読むことになる。良い時代だ!2017/09/21
本 読むぞう
6
日本では社会が自分の居場所を決めていて、みな自分の役目を演じて生きている、アラスカの人々は自分が世界を決めていて、人からどう思われようと自分の思う通り自由に生きている、そこがとても素晴らしいし、あこがれます、 自由を侵害された個人が大企業を訴えて勝ったりするらしい、利益優先で法律が企業のごますりの日本とはえらい違いだ、2014/10/10
yoshiken
1
小学5,6年の時に母親から勧められて読む。野田さんの本を読むきっかけになった本。
草食系教師
0
こんなに夢中で読んだ本は久しぶりでした。カヌーにのって川をくだる。犬一匹とともに。美しい自然や人との出会い、といっても飾らない文体が、心地いいのです。男子ってこういう生き方に憧れを少なからずはもっている。他の著書も読もう!2020/04/27
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