出版社内容情報
ブルセラ、オウム、従軍慰安婦……どう考えてよいか迷うときこそ、この「良識」が有難い。花鳥風月も分かる「同時代ハンドブック」
内容説明
俗論に与することなく、醒めた眼で時代を見つめてきたコラムニストの筆戦記。第40回菊池寛賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
1
朝日の天声人語や読売の編集手帳などをよく読んでいますが、私にとってはこの人の論調が一番合っていると感じています。朝日からするとどちらかといえば少し右がかっているのでしょうが、いっていることはすごくまともであると感じています。2013/02/11
taa
1
産経新聞を購読していたときには、真っ先に産経抄を読んでいた。世間からは右派のレッテルを貼られそうなコラムが多いが、言っていることは真っ当だ。建前やキレイごとばかりの論調が跋扈する中で、貴重なコラムだった。それにしても、産経抄を二十七、八年もの長い間書き続けた、石井英夫という人はすごい人だとつくづく思う。2011/07/08
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