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出版社内容情報
大変動した日本のこの25年にいかなるノンフィクションが書かれたか。一万冊を読破した著者がそこに見出した同時代日本人の自画像
内容説明
この事実の重み、日本人はどこから来て、どこへ行くのか?日本が、そして日本人が今、変わりゆく―この激動の四半世紀に、ノンフィクションは何を書いてきたのか、その表現法はなぜ必要とされ、どんな可能性をもっているのか。一万冊を読破した著者がそこに見た、同時代日本人の自画像。
目次
第1章 自分の死を創る時代
第2章 病気というパッセージ(通過関門)
第3章 障害、そして「第三の日本人」への道
第4章 現代人のパッション
第5章 権力の暗部を照射する眼
第6章 技術社会の影と再生の道
第7章 病む社会の“人間の物語”
第8章 戦争の記録の新しい潮流
第9章 女たちの時空の変容
第10章 男たちは何を書くのか
第11章 国際化による国家の中和化
第12章 生き甲斐が揺れ動く時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
6
2006.05.06 第2章 病気というパッセージ(通過関門) P076 小此木啓吾1930生「メンタルヘルスのすすめ」 和達清夫 「精神化」のプロセス 中島みち 東京放送 ワット隆子1940生 三島英子1953生 玉谷直美1933生 P089 野武歌子1930生 横隔膜発声法 コロンビア・ライト1927生 食道発声法 P094 近藤誠現象1948生 206.05.06 P105 星野富弘1946生 第3章 障害、そして「第3の日本人」への道 茎が折れた菜の花 2006/05/28
hatayan
0
1997年刊。公害や航空機事故の1970年代からオウム事件の1995年までに刊行されたノンフィクション、ドキュメンタリーの作品を網羅した一冊。 ジャンルは闘病、障害、医療、公害、航空機事故、国際化、女性、戦争、スポーツなど多岐にわたってカバーしています。 注目すべき作品には詳しい解説と引用が添えられており、重要な作品に目星をつけることができます。 巻末には書名と著者別の索引がついており、作品を一覧することができます。 ノンフィクションの総覧として長く読み継がれてほしい一冊だと思います。