お言葉ですが…

お言葉ですが…

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163521107
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「たきぎ」と「まき」はどう違うのか? 日常、何気なく使っている言葉を吟味、その用法、ルーツを探るうちに身につく"一口知識"

目次

ミズもしたたる美女四人
重いコンダラ
トンちゃんも歩けば
ウメボシの天神さま
みづほの国の元号考
もんじゅマンジュ
あの戦争の名前

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

18
週刊文春にかなり長きにわたって連載されていた、人気の言葉に関するエッセイ、覚え書きです。このシリーズかなりの数でてますが、多分これが一番最初にでた単行本の様な気がします。まず辞書という物は、全然万能では無く、用例の載ってない言葉はまず信用しない方がよい、この場合の用例は辞書の編集者が創作したのでは無く、過去の文学作品や文献の事であり、しっかりとその元の引用先を示して無いのは無論失格。広辞苑にこう有ったと言うのは、何の根拠にもならない。辞書はあらゆる引用の寄せ集めで漢字なら中国語辞典まで遡るべし。心します。2025/02/22

双海(ふたみ)

14
市立図書館のリサイクル本。世の中を慨嘆する。読んでいて気分爽快とはならないが、その主張には共感できるところが多い。たとえば、先の戦争の呼称:「大東亜戦争」「太平洋戦争」「アジア太平洋戦争」について等。2017/06/11

loanmeadime

13
1995年から96年に週刊文春に連載されたものをまとめたものだそうです。漢文に深い知識を持つ著者が、そのころの用例の誤用であったり、矛盾であったりを軽妙にツッコミを入れています。項によっては、読者からの便りに答える格好で捕捉を入れてあります。障碍者を障害者と書く現代のがさつさなど、大いに頷くこともありましたが、一方で、どこかで『州本市』とかやってたんじゃないかと不安にもなります。川端康成に「見れる」の使用があり、ら抜きが必ずしも最近の話じゃないとか、橋本氏は良いが、橋下徹氏は変だとか勉強になりました。2023/06/09

ムーミンママ

1
とても難しかった汗 日本語なのに。。いろいろ変わっていってるんだな。たしかに平安時代の言葉は もう理解できないもんな。日々 勉強だ。2017/08/01

kj54

0
高島先生このころは六十前だったのか。エピソードや文章が若い気がする。2013/08/31

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