出版社内容情報
吉林省好太王碑文に刻された広開土王、さらに中国史料に登場する倭の五王、讃、珍、済、興、武の驚くべき正体。小林古代史第七弾
内容説明
仁徳天皇(倭王讃)とは、好太王碑に刻まれた高句麗の広開土王その人だった!そして、中国の史書に登場する他の倭王=珍・済・興・武も、意外や…。東アジア古代史研究の成果を駆使して、『記紀』だけでは分らない4~6世紀日本の謎を解く。
目次
第1部 疾駆する広開土王(広開土王碑五つの謎;広開土王の正体;広開土王と応神の激突;後燕―高句麗―倭の連鎖 ほか)
第2部 倭の五王(履中天皇は百済王余映;新羅王訥祇は允恭(倭王済)
安康天皇、市辺押磐王朝を簒奪 ほか)
感想・レビュー
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しまちゃん
1
仁徳天皇(倭王讃)とは、好太王碑に刻まれた高句麗の広開土王その人だった!そして、中国の史書に登場する他の倭王=珍・済・興・武も、意外や・・・。東アジア古代史研究の成果を駆使して、『記紀』だけでは分からない4~6世紀日本の謎を解く!というのが本書です。『記紀』、特に『書紀』の記載の矛盾を注意深く追ってみると、一つの法則が厳然とあることに気づいた。その法則とは、一、外国から入って、ただちに倭王となった場合、その事実を隠蔽していること。二、天皇はなるべく万世一系に則して、血脈を改ざんしていること・・・。2022/12/19
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