出版社内容情報
映画ほど異文化理解に役立つ教材はない。映画の楽しさを通して二十一世紀の可能性を探る、知的で面白い"時代を読む"新映画案内
内容説明
ますます、どんどん映画が見たくなる知的で面白い新映画案内。異文化理解のために、映画はいかに貢献し得るか、というのが本書のテーマである。
目次
第1章 日本の戦争意識と時代感覚―日本映画衰退の理由
第2章 90年代のアメリカ社会―アメリカ再生映画の時代
第3章 ミドル文化の時代―家族映画の興隆
第4章 新・日本ただ乗り論―アメリカ映画の中の日本
第5章 マルチカルチュラリズム映画の時代―異文化理解と映画
第6章 女性と高齢者の新しい生き方を求めて―『テルマ&ルイーズ』現象
第7章 映画、見てますか―ヨーロッパにて