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出版社内容情報
六月の札幌を興奮の渦にする「YOSAKOIソーラン祭り」を一人の北大生が企画し実現するまでとそれに関わる群像ドラマを描く
内容説明
北海道の横路孝弘・高知県の橋本大二郎をまきこみ、「地域おこし」の一大イベントを作り上げた若者達の熱いドキュメント。
目次
高知県庁前で橋本大二郎知事にアタックした男
新しい祭りの企画を役所は相手にしなかった
ねぶたで育った立本千佳が本気になった
企業回りの厳しい現実と脱落者たち
藤女子大の3Nとマスコミ戦略
ホノルルマラソン・ツアーを企画したJALのイベント野郎
JAL札幌支店長、柳倫太郎の“買い”
合言葉は「ハッタリかましながら走り続ける」
初めてとった太平洋フェリーの百万円協賛
セントラルグループ山本文吉の当惑〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようこ
1
熱意を持って自分のやりたいことを自分の言葉で伝えるということはとても大切で、何事をするにも必要なことなんだと気付かされました。自分と同年代の人がこれを成し遂げたというのが驚きです。お母さんを思う気持ちにも心を打たれました。2020/04/29
まえちゃん
1
本場高知のよさこい代表、知事、地元警察、マスコミ、旅行会社、手当たり次第に大人たちを巻き込みながら実現していく姿がリアルで心を打たれます。さらに、背景に描かれる家族像。フィナーレは涙で見えない!他の軍司作品にはあまり見られない「熱さ」を感じるのも面白いところ。 2009/04/15