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出版社内容情報
ブロンド好みも金ピカずくめの贅沢も、黒人であるがゆえの差別、いじめへの反撥だった!洒脱な芸のかげの苦しみと喜びをつづる
内容説明
自分には何がある。才能だけだ。黒い皮膚を脱いでしまいたくなる屈辱。耐え、闘い、そして打ち克った世紀のエンタテイナーの告白。自分が歌っているカジノ・ホテルで、バーにもカジノにも入れず、もちろん泊まれない悲哀と屈辱。醜いチビのニガーは、そこで心に誓う。俺はスターにならなければ生きていけない。公民権運動以前の黒人のおかれた状況、片目喪失…すべてのハンディキャップを乗り越え、ブロンドの美女をかち得、シナトラの友情に庇護され、ケネディ一家と友誼を結び…欲しいものは何でも手に入れた男の涙と喝采。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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5
ショービズ界しか知らなかったサミーは18歳で入隊時に初めて激しい人種差別を受けショックを受ける。 差別に抗い特別で有り続ける為に「スター・サミー・ディヴィス・JR」のライフ・スタイルを崩せない強迫に悩まされ、莫大な借金を抱え、晩年は体中が悲鳴を上げて次は仕事が出来なくなる恐怖を味わう、と一瞬も気が休まる事の無い半生を語る。 特に映画「ラビング」でも取り上げられていた異人種間婚姻禁止法が南部に残る時代にマイ・ブリッドと結婚した事がどれだけ大変だったかが初めて解った。 彼の限界も覗えるが良書。 2021/05/05
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