出版社内容情報
日本人でありながら、学生時代に台湾独立運動に関って35年。国民党独裁の実態を知り、自由の為に闘った男が自ら綴る知られざる記録
内容説明
孫文の辛亥革命の陰には宮崎滔天がいた。そして、蒋一族の独裁体制を崩壊させ、民主化を成し遂げた「台湾独立運動」にはこの男がいた。在日台湾人留学生とともに恐怖政治に立た向い、政治犯を非合法で国外に脱出させるなどした三十五年間。本書は、当事者が初めて明らかにするアジア現代史の貴重なドキュメントであり、自由のために闘った男たちの記録である―。
目次
第1章 運命の出会い
第2章 国際政治の荒波に翻弄された台湾の歴史
第3章 受難の時代
第4章 彭明敏博士、台湾脱出作戦
第5章 昇らなかった太陽
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- 和書
- 家をせおって歩いた