出版社内容情報
知られざる親日国「台湾」、刻々と変化するアジア情勢──日本の針路をも左右するホットなテーマを、日台両国の碩学が語り合う!
内容説明
李登輝・台湾総統の訪米以来、中国の軍事威嚇で緊張感高まる台湾海峡。国交が無いことを盾に、無視を決め込む日本だが、この姿勢でいいのか。五十年の日本統治の歴史を有する“知られざる親日国”が、アジアの時代を読み解くキーワードになる。台湾の歴史と政治と文化を理解するための日本人の必読書。
目次
第1章 台湾は中国と違う
第2章 日本と台湾の深い絆
第3章 李登輝という存在
第4章 総統選挙で台湾が変わる
第5章 アジアのなかの台湾と日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スウィーニー校長
4
★★★☆☆ 台湾の歴史や実情がまとまっており、さくっと知ることができる。 日本人は、戦後GHQに与えられた自由を享受。 台湾人は、外省人の圧政を受け続け、ようやく勝ち取った自由。 このあたりが、台湾人と日本人の精神性の差につながっているようだ。2018/02/11
夢仙人
1
一寸古い本であるが、台湾の終戦後の歴史を知ることが出来参考になった。外省人と内省人の争いなど、台湾、中国ビジネスを行う上で注意しなければならない内容が記述されている。2011/10/19
sidus
0
激情はあるが提言が稚拙。あるいは資料になるかと思ったんだが2009/04/22